アベノミクスで証券投資を始めよう!


今現在、長期間の景気拡大と株価の高さ、円安による為替相場の優位性によって、二度目のバブル経済の状況にある日本経済。

しかし、今現在のアベノミクスでは株式相場や不動産投資などの面で資産バブルは起きていますが、資金需要の方はあまり貸出へと回っていません。そのことについて、99%の中小企業が銀行から借り入れてビジネスを行うには難しい状況にあるからです。

例えば、現在金融機関では金利をゼロ金利に引き下げても資金需要の伸びが期待出来ず、(低金利による利鞘が確保出来ない為に)個人向けのローンなどによって少しでも収益を上げようとしています。

しかし、こういった状況は99%の中小企業が銀行から借り入れて事業を行うことも、デフレ状況下で金利を上げることも出来ないことから経済が悪循環へと回っていることに起因します。

そのことについて、マイナス金利を導入したということは「経済規模が縮小することを前提とした制度設計を行うこと」を念頭に置いている訳です。

そうした時に増税は避けることが出来ず、尚且つGDPなどの指数を始めとした経済成長の伸び率も鈍化して行きます。

その際に内需を伸ばす為には何が必要なのか、と言えば「経済活動を効率化する為の構造改革」であるのです。

そうする為には国内の交通インフラに於ける自動運転技術やドローンなどのAI、ロボティクス産業については集中的に投資しなければならない。

キーワードとしては

99%の経済活動を動かす為には、1%のリーダーシップが必要になってくる


ということなのです。

そして、今後は米国の資本市場について日本企業の立ち位置に注目が集まるでしょう。

その代表的な例として

トヨタがGoogleのAI開発の子会社を買収したこと


などが挙げられます。

ただし、もしアベノミクスで日銀が国債の買いオペによる資金注入を止めた際に、出口戦略に失敗すれば、国債は暴落し、株安・円高の状況となる恐れがあります。

その際には債券投資などのローリスク・ローリターンの証券投資が主流となるので、国内企業の社債を証券会社の窓口を通して、購入すると良いでしょう。